競馬ブログ村へ!!競馬人気BLOGランキングはこちら!!今日は、2006年12月にリニューアルした、阪神競馬場の傾向について書きたいと思います。下記の内容は、データを取ったわけではなく、あくまで私がレースを見た印象で書いていますので、あしからずご了承願います。
1.芝コースについて
芝・外回りコースが新設されましたが、芝・内回りコースに関しては、特に傾向が変わったという印象は受けませんでした。芝・外回りコースは一言で言って、「内枠絶対的有利で、逃げ・先行馬有利」という印象を受けました。前評判では、1600mが内枠有利だったのが、枠順の不利はなくなるというものでしたが、実は全くのウソで、余計に内枠有利になってしまったという印象を強く受けました。というのも、旧1600mは、皆が言うほど内枠絶対的有利ではなく、外目の枠でもいいスタートを切って、2コーナーのカーブを曲がり切ったところまでに前につけられれば、それほど不利ではなかったからです(逆に内枠は、2コーナーでごちゃつく不利を受けやすい一面もありました)。新1600mは、3~4コーナーまでのカーブが682mとかなり長いため、外目の枠を引いた場合は、いいスタートを切って前につけられなければ、ずっと外々を回らされて、大きく距離損をするということになってしまいます。さらに、京都コースと違い、切れのある(上がりの速い)馬が好走しやすい馬場ではないため、差し・追い込みは決まりにくく、差し・追い込み脚質の馬が、外目の枠を引いた場合は、好走はかなり厳しいということが言えると思います。これは、阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)後のコメントで、藤田と福永が「外枠不利」というコメントを出していたことでも明らかだと思います。あとは、馬場がかなり丈夫で、開催が進んでも内目の馬場があまり悪くならないこと、またパワー優先の馬場で、スタミナがかなり要求される印象を受けました。どちらにせよ、私の馬券戦略上は、旧コースの方が狙いが絞りやすかったこと、また単調な競馬が多くなり、何かおもしろくなくなったという印象しかありません。私は、トリッキーなコースの方が好きであるため、今後他の競馬場も馬場改修には基本的に反対です。
2.ダートコースについて
2000mが新設されただけで、1200m・1400m・1800mは特に変更してないと思っている方も多いかもしれませんが、実は1~2コーナーにスパイラルカーブを導入し、また3コーナー半径を拡大したという改修を行っています。このことが、今までの傾向に影響を与えるかどうか見ていたのですが、私は明らかに傾向が変わったと感じました。それは、「外枠有利だったのが、内枠有利に変わった」ということです。今まで内枠は外からの圧力に押され、窮屈な競馬をさせられることが多かったのですが、今回のコースは結構スムーズな競馬ができている印象です。これは、コーナーの角度が緩やかになり、カーブが回りやすくなったためではないかと感じました。全般的には、あまり極端な特徴がなくなり、つかみ所のないコースになってしまったという印象です。
☆まだ1開催しか見ていないので断定はできませんが、私にとっては特徴が少ないコースとなってしまい、馬券が絞りにくく(買いにくく)なったという印象です。新潟にせよ、東京にせよ、阪神にせよ、直線を長くすればいいという、単純な発想はやめてほしいです(必ずしも私のように、それを喜んでいない競馬ファンも少なからずいるはずだからです)。あと、1/6(土)から開催される、中山&京都競馬ですが、前開催の中山は、ダート1200mがいつもの外枠有利の傾向が、それほどでもなかった(内&中枠も結構、好走していた)ため、傾向の再チェックが必須だと思いました。またここ1~2年そうなのですが、京都の芝コースは、開幕週でも意外に外差しが決まりやすいため、これも傾向を要チェックです。どちらにせよ、1/6(土)の開幕初日は、馬券をムキになって買うのではなく、馬場傾向のチェックをしっかりと行うことに専念したいと思っています(ただし、中山&京都とも天気は雨のようです)。では、また。
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- 2007/01/04(木) 01:23:00|
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